共感性羞恥でバラエティ番組が辛い

共感性羞恥とは - はてなキーワード

つい最近、こういうキモチに対してきちんとした定義があることを知りました。

自分がそうなんです。このコトバを知る以前には、自分のこの気持ちが何なのか、まったくわかりませんでした。そしてこのような面倒な感情は自分だけなのだろう、と。でもどうやら割と多くの人が共感性羞恥を感じているようで、有益な情報は無駄な孤独感を癒してくれるのだなと感心しました(大袈裟)。

 

「テレビを見ない」という内容を以前にエントリーしましたが、振り返ってみると、もともと私はテレビが苦手な人でした。特にバラエティー。異様にテンションの高い芸人さんが、恥ずかしいコントやギャグを繰り返すのを見ているのが苦痛でした。面白くて笑えるんだけど恥ずかしくて居たたまれない。

特に他人と一緒に見るときが大変で、画面から微妙に目を背けてなんでもない風に装うけど、ストレスがびんびんと響いて顔が引き攣る。でも勝手にチャンネルは替えられないし、替える理由を説明できない。だって、ある一方では面白いと感じて、自分も一緒に笑っているのですから。これがこの感覚の不可思議なところ。

で、なるべく映画やニュース、ドキュメンタリーをチョイスするのですが、最近ではニュースもなんだか胡散臭く感じて結局見るのを中断。

時代のせいやnetの影響もあるのかもしれないけれど、一番大きな原因は自分のこの心理だったのかと妙に納得したのです。

 

それにしても面倒くさい感情ですよね、これって。要は共感しすぎるってことなのかな。そして深層心理に隠されている「恥をかきたくない」という内面の恐れ、とか?

 

……うあー…うんざりだわ~、このチキンでうっとおしい感受性(笑)

 

もうね、いいかげんね、思春期じゃないんだから良い意味で鈍感になりたい。本当にそう思います。いちいち世の中の些細なことに過敏に反応していては疲れて仕方が無い。

でもだからって自分を責めても仕方ないので、結局いまできることは、生活環境をできるだけ自分仕様にすること。

好きな物にだけ囲まれたい…だなんて、きっと他人から見れば贅沢で我侭かもしれないけれど、自分を守るためには致し方ないのです。

…て、お?結構ちゃんと開き直れているじゃないですか。よしよし、それでいーのだ、多分(笑)

 

おまけ。

毎度、短期ブレイク中の芸人さんの話題にはまったくついていけないちーこさん。中には一度もリアルタイムでそのイッパツギャグを見たこと無い人も。

「○○のアレ(←芸人さんのブレイクネタ)、面白いよね~」と振られて「知らない」と返したときの知人の反応は結構面白いです、いろいろと(笑)