なかなか上がらない基礎代謝

やっと、やっと、やっと正月に増えた体重が元に戻りました。

 

年々遅くなる体重の戻り。決して正月以前の体重が理想というわけではありませんが、それでもこんな短期間に目に見えて増量するのは年に一度正月だけなので、どうしても明けてからの減量に躍起にならざるを得ません。

でも哀しいかな、年齢と共に年々その戻りが遅くなり、遂に今年は三月に突入してやっと叶いました。

 

原因は明らかです。基礎代謝です基礎代謝。一時的な食べすぎと慢性的な運動不足は若い頃からの悪習なのである意味通常運転。ここはやはり加齢による基礎代謝の減少が一番の原因かと。

で、早速多機能体重計にて量ってみました。んで、netで年齢、身長、体重で自分の平均基礎代謝率をググってみると…やはり、全然足りません代謝量。うん、知ってた(笑)

 

実は、自分の基礎代謝量が平均より少ないことは半年まえくらいから判っていました。運動不足の自覚もあるし、体力の減少も実感すること多し。なので、Wiiによる踏み台昇降運動を12月アタマよりほぼ毎日20分続けていたのです。

ただしWiiのバランスボードだけでは高さが足りないので、カインズホームで買ってきた木製の踏み台の上にボードを置いて、Wiiさんにカウントしてもらってます。

それでも体重を戻すのにこんなに時間かかるとは。人間の衰えスピードは予想以上なのかもしれません。(20分では足りないのかもしれないけれど、例年だといつもの食生活を続けていると自然と戻ったりしたので、つい甘く考えてしまい)

そこでもう少し効率的に運動できないかと思い、一ヶ月前から「腿上げ」を同時に行うことにしました。台に足を踏み込む時、膝を腰骨より上になるよう意識して上がる、というものです。注意点は足を勢いよく下ろさないことと、上半身を真っ直ぐに(背中が丸まらないように)維持すること、かな。

そのあたりのことは「腿上げ」で検索すると、懇切丁寧にやり方と注意点を解説した動画が多数ヒットするので是非。

 

この腿上げは筋トレ要素もあるようで、たかが一ヶ月ですが効果はそれなりに実感しています。まず歩くのが早くなりました。足を上げるのが楽になると、歩くための足の回転が速くなるようで、気づいた時は不思議な感覚でした。でもよくお年寄りが物に躓くのは、足を上げられず引きずるようにして歩いてしまうため、と聞きます。なるほど、筋力が衰えると足が上がらなくなる、ということなんですね。

そしてもうヒトツの効果は、定番ですが階段を上るのが楽になった、です。

これまでふくらはぎや太腿の筋肉が衰えたから階段がつらいのだと思っていたのですが、それと同時に股関節にある筋肉…(名前は忘却)…もヘタっていたからでした。そう、いわゆる「インナーマッスル」というやつですね。表に出てない筋肉というか、内臓や骨にへばりついている筋肉というか。…牛で言えば「サガリ」的な?(違うだろ)

 

で、もともとの問題の基礎代謝ですが、このインナーマッスルを鍛えることが代謝量を上げる一番の手段だと知って、腿上げ昇降運動を続け、そうしたら歩くのが楽になり、という好循環を招いたのです。

(ほかにもいろいろ良いことがあるのですが、私はトレーニングの専門家じゃないし、効果も個人的なことなので割愛。興味のある方は是非調べてみてください)

ところが。改善したかった基礎代謝量は、いまだ平均値以下なのです。多少は上がりましたよ、多少は。でもまだ低いとウチの「多機能体重計さん」はおっしゃるのです。

仕方が無い。このままずーっとこの運動を続けていこうと覚悟を決めました。多分、体が動かなくなる日まで。

 

若い頃ダイエットに励む日々には「体重が××kgになるまで頑張る」と明確な目標値があったものですが、ある程度の年齢になると「維持」が目的となり「衰えを遅らせるため」でもあるので、一生軽運動を持続する、が目標になるんでしょうね。

 

ちなみに私の体重は健康体重より下で美容体重より上です(誰も訊いてない)。